とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

単純接触効果とは

こんにちは。冨樫純です。

 


本を紹介します。

 


①この本を選んだ理由

 


心理学を独学で学んでいます。

 


学者やカウンセラーではありませんが、きちんと心理学を勉強した人の動画で、入門書として紹介されていました。

 


なので、読んでみようと思いました。

 


②こんな本です

 


『心理学入門』こころを科学する10のアプローチ

 板口 典弘 他1名

 講談社

 

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心理学全体を俯瞰できる入門書。

 


各論科目のダイジェストを豊富なカラーイラストと写真を交えて紹介します。

 


ステップアップ形式の解説なので、基礎から着実に学ぶことができます。

 


最初の一冊として初学者におすすめです!

 


③こんな言葉が印象に残りました

 


私たちが他者に魅力を感じ、好意を抱いたり、お互いに親密になったりする際には、どのような要因が影響しているのでしょうか。

 


あなたの友人のなかには、子どものころ隣近所に住んでいた幼馴染がいませんか?

 


また、クラスの席替えでたまたま隣どうしになった人と、以前よりも親密になったことはありませんか?

 


このように、私たちは日常生活において物理的に近くにいる存在と親しくなりやすいことが知られ

ています。

 


これは第一に物理的な近さによって、顔を合わせる、話すといったコミュニケーション行動が増えるためです。

 


第二に、多く目にしたものほど好意的に感じるという単純接触効果も関係しています。

 


人物やモノ、情報などの対象の種類にかかわらず、繰り返し接する回数が多いほど、その対象に好意を抱きやすくなります。

 


これにより、CM がたくさん流れると、よりその商品を買いたくなりますし、はじめはあまり魅力を感じなかったアイドルも、テレビや雑誌でよく目にするようになると、好感度が高くなるという現象が起こります。

 


(本文より引用)

 


④この本が気になった方への2冊はこちら

 


カラー版徹底図解 『心理学』

生活と社会に役立つ心理学の知識

青木 紀久代 他1名

新星出版社

 


『心理学』新版

   無藤 隆 他2名

   有斐閣

 


⑤ 感想

 


期待通りでした。

 


ただ、入門書なので、これだけで心理学を学んだということにはならないとやはり思います。

 


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。