こんにちは。冨樫純です。
「ネットワーク」についてのコラムを紹介します。
確かに、ネットワークを自覚することは普段なかなかないと思いました。
また、ネットワークが重要みたいな話を聞くと、何がどう重要なのか疑問に思います。
「ぼくらの世界は人と人のネットワークで成り立っている」
こう言われて否定する人はいないだろう。
古い言葉だが、ひとり超然と光を放つ「孤高の人」でも他者につながっていなければ、「孤高の人」として知られることさえない。
ましてスマートフォンで日々連絡をとりあう間柄の友人たちを思い起こせば、「ネットワーク」という言葉には実感が伴う。
だが、日常生活の中で、自分がつながったネットワークの「形」を意識することはどの程度あるだろう。
自分の友人たちなら誰と誰が仲が良いという認識
はあっても、あまり身近でない人になると、互いに知り合いなのかどうかさえ考えることは少ないだろう。
ネットワークを思いめぐらし、集団の中で自分が占めるネットワーク上の位置が自分の行動にどれだけ影響を与えているのか、自覚的になることはまずない。
たとえば、ファッション行動はネットワーク内にいる友人のファッションに大きく影響されているはずだが、購買の瞬間にそのことを自覚することがどれだけあるかはあやしい。
下記の本を参考にしました
『社会心理学』
池田 謙一 他2名