こんにちは。冨樫純です。
「買春する男·支える女」についてのコラムを紹介します。
セックス産業の闇の部分を見た気がしました。
お金を払って女性のセックスのサービスを買っている男性がいます。
買春です。
ツアーを組んで貧困や失業に苦しむアジアに買春に行く男性もいます。
このタイプは、大っぴらにやりすぎて現地でひんしゅくを買ったので、現在では、日本国内にアジアから女性を連れてくるやりかたが盛んになっています。
外国からだまされて連れてこられた女性を買って、逃げ出さないように監禁しながら、お客相手にセックスをさせ、金もうけしている店も少なくありません。
これは強姦であり、人身売買です。
「ウエイトレスの仕事がある」などというブローカーのことばを信じて、売春する気などまったくなしに日本に来る女性がいます。
彼女たちは、「お前には 400万円の借金がある。借金を返せ」「逃げたら故郷の家族を殺す」と脅されセックスを強制されています。
客となる男性はお店にお金を払っているから、普通の買春と変わらないつもりでも、女性からみれば強姦であって、対価を得て行う売春ではありません。
もともと 400万円の借金なんかないわけですから、客の払ったお金は女性の借金の返済にあてられるのではなく、店がもうけているだけです。
そんな買春をしている男たちは、日本の社会の普通の人たちです。
妻のいる人が圧倒的に多いでしょう。
多くの妻たちは、買春男性と知りながら夫とセックスしています。
妻は「養ってもらっているから」という意識から買春しないように夫に要求できません。
「買春は本気の恋愛ではなく、いかがわしい商売女」との一時的遊びだからということで保たれているのです。
こうして妻たちが買春する夫を支えています。
下記の本を参考にしました
『ライフステージと法 』
副田 隆重 他2名
有斐閣アルマ