こんにちは。冨樫純です。
独学で哲学を学んでいます。
その過程で哲学者自身にも興味を持ちました。
そこで、哲学者の人物像を紹介します。
今回はパウロです。
感想を先に書きます。
キリスト教にとって、イエスの次に偉大な人物だと改めて思いました。
パウロはイエスの直接の弟子ではなかったが、いわば 「死後の弟子」として活躍した。
もし彼がいなかったらキリスト教の歴史は大きく違っていたかもしれない。
それほど初期のキリスト教会において大きな影響
厳格なユダヤ教徒の家庭に生まれたパウロは、その生真面目な性格もあって、初期のキリスト教会に対し激しい敵意を抱いた。
ところがダマスコに向かう途中、突然イエスの声を耳にしたパウロは、凄まじい光によって失明してしまう。
やがて自分の使命が、ユダヤ人の枠を越えてイエスの教えを広く知らしめることにあると自覚したとき、目から鱗のようなものが落ちて視力を取り戻したという(ここから 「目から鱗」という言葉が生まれた)。
各地のキリスト教会に伝道し、異邦人への布教活動を続けたパウロは、最後はローマで処刑された。
死後に彼の書簡は編集され、「新約聖書』の重要な一部分となっている。
下記の本を参考にしました
『西洋政治思想史 』
宇野 重規著
有斐閣アルマ