こんにちは。冨樫純です。
「カミングアウト 」についてのコラムを紹介します。
海外では、こういう類のマイノリティの人たちの社会的許容度が高い印象がありますが、日本ではそうではない感じがします。
カミングアウトとは、同性愛者が自らの性的指向を周囲に明らかにするなど、自らが社会的に誤解や偏見を受けているマイノリティの側の存在であることやその立場·主義であることを親しい他者に打ち明けたり、社会に公表することをさす。
欧米では同性愛者であることの宣言をさす意味で使われることが多いが、日本ではHIV感染者などの公表においても、この表現が使われたりもした。
「告白する」 という意味であるが、そこには、同性愛者が自己の性的指向を家族や友人などに明かせず、押し入れに入っていた状態から外に出てくることが含意されていた。
これまで、そのような存在や立場であったことを隠してきた、あるいはふれずにすませてきたこと に対し、公表によって社会的差別の存在を政治的に問いかけるという場合もあれば、親しい相手にのみ自らの存在、立場を打ち明けることで、より親密で肯定的な関係に入っていくことをめざす場合もある。
下記の本を参考にしました
『社会学』
新版 (New Liberal Arts Selection)
長谷川 公一 他2名