こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
経済学を学び直したいと思い、購入しました。
②こんな本です
『教養としての経済学 』
生き抜く力を培うために
一橋大学経済学部編
有斐閣

一橋大学経済学部の教員が、大学での講義経験をもとに編んだ楽しく読める経済学のエッセイ集。
つかみ所がない、取っつきが悪いという印象を持たれやすい経済学。
「経済学はどんな学問なのか」「経済学を学ぶことで何が得られるのか」「どうやって経済学を学んでいけばよいのか」そんな疑問に応えるべく、一橋大学経済学部の教員が日ごろの講義の経験をもとに、高校生・大学新入生向けにわかりやすく解説しました。
経済学の全体を見渡すのに最適な内容です。
③こんな言葉が響きました
イノベーションにはたいてい、長い時間と多大な労力、資金が必要になる。
しかし、それだけのものを費やして、どれだけ努力しても、新しい技術や製品の開発に成功し、苦労が報われるとは限らない。
研究開発はリスクの高いものであり、技術的に成功する保証はない。
また、新技術を発明できても、それを商品化できるかどうか、また商品が売れるかどうかもわからない。
誰かが先に開発に成功するかもしれないし、後からより優れた商品を出してくるかもしれない。
人々は基本的にリスクを避ける傾向を持つので、成功したときに得られると予想される利益(期待利益)が不確実性やリスクの高さに見合うほど高くなければ、研究開発に取り組もうとはしないだろ
う。
つまり、研究開発へのインセンティブが失われる。
多くの人がそのように考えると、社会全体で研究開発が少なくなり、イノベーションが生まれにくくなる。(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 』
ミクロ編
ティモシー・テイラー 他2名
かんき出版
『経済学を味わう 東大1、2年生に大人気の授業』
市村英彦 他2名
日本評論社
⑤感想
経済学を学びたい人の最初の一冊だと思います。
読書案内の本を読んでさらに勉強したくなると思います。
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。