とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

子どもの性格に大きな影響を与えるのは何か

こんにちは。冨樫純です。

 

本を紹介します。

 

①この本との出会い

 

以前から心理学を学んでみたい思っていました。
そこで、まずは入門書から読んでみました。


②こんな本です

 

『心理学・入門 』 
 心理学はこんなに面白い
 サトウ タツヤ 他1名
 有斐閣アルマ

f:id:genzi1013:20200522200801j:image


心理学の定番入門書がそのままのコンパクトさで生まれ変わりました。

 

「心理学の仕事」「研究法」「研究倫理」などのトピックが加わりいっそう社会に生きる心理学を感じられる内容に。

 

ブックガイドも充実した心理学の必携書。

 

公認心理師を目指す方にも。

 

③こんな言葉が響きました

 

親の養育態度など兄弟が共通して経験する環境(共有環境)よりも、学校や友達関係などそれぞれ別々に経験する環境(非共有環境)のほうが、性格に大きな影響を与えることがわかっています。

 

親の育て方が性格に与える影響は、常識的に考えられるよりも小さいようです。

 

いっぽう知能では共有環境の影響が大きいとされており、知能と性格とで環境が与える影響に違いがあります。

 

発達心理学者のハリスも、性格の形成に児童期から青年期の社会的環境が与える影響の大きさを強調しています。

 

もちろん, 親の養育態度や家庭環境が性格に与える影響も無視できませんが、子どもたちの性格は家庭だけでなく、学校や友達関係の中で、誰とどのようにつきあうか、そこでどんな経験をするかに大きな影響を受けて形成されていくのです。(本文より引用)

 

④この本が気になった方への2冊はこちら

 

『心理学 新版 』

 無藤 隆 他2名
 有斐閣

 

『心理学 第5版』

 鹿取 廣人 他2名
 東京大学出版会

 

興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。