こんにちは。冨樫純です。
「大学生が勉強しないのはなぜ?」についてのコラムを紹介します。
たしかに、ぼくも、受験を終えた後、勉強する気にならなかったのを覚えています。
でも、大学で徹底的に遊ぶのもありだと思います。大学でしかできないと思うので。
ちなみにぼくは、大学時代、読書にハマっていました。アルバイト代は本代でした。
受験生のときにはあんなに熱心に勉強していた若者たちが、希望の大学に入学するととたんにまったく勉強しなくなってしまうのはなぜでしょうか。
その原因の1つが、勉強するという行動が負の強化によって学習されていることです。
みなさんも、勉強したらよい結果になった、ほ
められたという経験よりも、勉強しないで叱られた、勉強しなかったら不合格だったという経験のほうが多いのではないでしょうか。
受験生の多くは合格の喜びを目指してというよりは 「勉強しない結果浪人する、志望校に入れない」 という嫌子への恐怖から勉強しているのです。
これが大学に入ると一変します。
もう勉強しなくても浪人の心配はありません。
大学の先生は高校と違って学生が勉強しなくても叱りません。
進学とともに一人暮らしや寮生活になれば勉強しろと叱る親もいません。
負の強化で学習された行動は自発性をもたないうえに、消去抵抗がとても弱い(嫌子が消滅すればすぐに消去する)という特徴をもっているため、大学生たちはまったく勉強しなくなるのです。
大学生に勉強をさせるためには、大学生活にも勉強への適切な強化を用意するだけでなく、高校までの勉強がもう少し正の強化によって支えられるようにしていく必要があります。
下記の本を参考にしました