とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

リベラリズムとは

こんにちは。冨樫純です。

 

本を紹介します。

 

①この本との出会い

 

何年か前に、ハーバード白熱教室と題したテレビ番組がありました。

 

そこで、人気のサンデル教授の講義を見て、政治哲学に興味を持ちました。

 

Amazonレビューなどを検索して、読んでみようと思いました。

 

②こんな本です

 

『現代政治理論』新版
 川崎 修 他1名
 有斐閣アルマ


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自由とは何か,公正な社会とは何か。

 

現代の政治理論の重要な主題や概念をとりあげて,わかりやすく解説した入門書の新版。

 

初版刊行後の政治理論研究の進展をふまえ全体をアップデートするとともに,新たに「環境と政治」の章を設けた。

 

より深く政治について考えたい人に最適の入門書。

 

③こんな言葉が響きました

 

私たちが一般にリベラリズムとよんでいる理論は、特定の思想家によって考え出されたものではない。

 

それは、歴史的構築物としてのリベラリズム、と
きには対立する立場にある人々が、リベラルな政治を解釈することによって提出した原理や理念から組み立てられてきた歴史的構築物である。

 

したがって、それは必ずしも体系的な理論ではなく、明快な定義を与えることは困難である。

 

しかし、広くリベラリズムとよばれる構築物に共通する特徴として、個人の自由あるいは自律性を尊重する個人主義の理念に基づいて、絶対的権威や権力を拒絶する思想であるということができるだろう。

 

個人の生命や財産を保障し、信仰や思想の自由を守り、権力を分立することなどを通じてこの思想は実現される。(本文より引用)

 

④この本が気になった方への2冊はこちら

 

『西洋政治思想史』
 宇野 重規著
 有斐閣アルマ

 

『現代政治学』第4版
 加茂 利男 他2名
 有斐閣アルマ


⑤感想

 

期待通り、政治哲学の理論が勉強できました。

もっと勉強したいと思いました。

 

興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。