こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
タイトルに興味が沸き購入しました。
②こんな本です
『離婚の作法』
終わりなき男と女の紛争劇
山口宏著
PHP新書

「離婚は女のためにある」。
年々激増する離婚裁判の内幕。
年間30万組の夫婦が別れる日本の離婚事情。
「内助の功」を金銭化した財産分与に、子どもの幸せを盾にした養育費。
法律でしか解決できない夫婦喧嘩に豊かさはあるのか。
人間の機微を失いかけている現代・男女関係の実態を、弁護士の視点で描く。
③こんな言葉が響きました
男の浮気と暴力と放蕩という3大離婚要素、それに女が耐えかねて、という古典的な破綻はもちろんいまでも一定の割合で存在する。
奥さんが調停の場で泣き叫んで、「もうこの人にはついていけない/」ということを綿々と訴える。
では、これを昔はどのように解決していたかというと、先述したように、まず周りの人間が女に「我慢しろ,」と論したのである。
これも実際ひとつの有効な解決方法で、いつまでも浮気がやまなかったり、酒乱だったり、ギャンプル狂いだったりする男はいるかもしれないが、いつまでもそんなふうではない男が大半なのであって、やはり男だっていろいろつらいことがあって、人生の一時期は荒れることだってある。
そういう時期を乗り越えて、たとえば10年、20 年経ってふと振り返って、亭主が、「あの時はひどいことをしたな。これからは優しくしてやるからな」という反省といたわりの生活を取り戻して、「いまは幸せです」という奥さんは、昭和30年代までには大勢いたのだ。(本文より引用)
④この本が気になった方への3冊はこちら
『離婚で壊れる子どもたち』
~心理臨床家からの警告~
棚瀬 一代著
光文社新書
『ぼくたちの離婚』
稲田 豊史
角川新書
『子どもの幸せを守る』
円満離婚のカンドコロ
高橋健一 他1名
飛鳥新社
⑤感想
自立している女性が増えてきたから、我慢する必要がなくなり、離婚が増えたという事情はあると思いました。
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。