こんにちは。冨樫純です。
突然ですが、人を好きになる理由を調べてみました。
自分が好きになる理由、相手が(自分を)好きになる理由、それぞれ、4つ紹介します。
モテたい人、気になる人がいる方に参考になると思います。
自分が好きになる理由
1.生理的に興奮している
人は、自分の心理的、生理的状態から、誰かを好きになることがあります。
たとえば、生理的に興奮状態にあるときに恋心が生まれやすいといわれています。
生理的に興奮していて、その理由がなぜだかわからないとき、近くに恋人にふさわしいような人がいるとします。すると、その興奮をその異性に対する恋心によるものだと思い込みます。
そして、その異性を好きになり、恋が生まれることがあるんです。
ちょうどその状況が、ひと目惚れなどで恋心が生まれるときに、人は感情的に高揚し、興奮状態にあることから、誤解して誰かのことを好きになってしまうんですね。いわゆる「吊り橋理論」というものです。
2.自信が低下している
自分への自信(=自己評価)が低くなり、劣等感をもっていると、人を好きになるといわれています。
たとえば、試験に落ちたり、病気になったりなど、自信を失い、落ち込んでいるときに、慰めてくれた人と恋に落ちやすいんです。
これは心理学的には、落ち込んだときの寂しさから、誰かにそばにいて欲しい、誰かに助けて欲しいという欲求が高まるからだとされています。
また、それだけでなく、自分への自信が低下することで、周りの人が自分よりも優れて見え、好意を抱きやすいからでもあるんです。
いわゆる、失恋したあとに、すぐに新しい恋が生まれやすいのも、この理由からです。高校生や大学生だと、これからの時期は受験や期末テストがあったりして、不用意な恋愛に発展してしまう機会が多い時期に突入かもしれませんね。
3.自分とよく似ている
人は、自分と意見や考え方、好み、趣味などが似ている人を好きになるといわれています。
いわゆる、「自分と釣り合いがとれている人を好きになる」というものです。
人間は、案外とめんどうくさがりな生き物です。自分と意見や考え方が違う相手と一緒にいると、お互いに理解し合うのがめんどうですし、大変な労力にもなります。
たとえば、食べ物の好みが違うと、デートで何を食べるか決めることだけでも大変ですよね。そんなめんどうを避けるために、自分とよく似ている人を好きになると言われています。
実におもしろいことに、「どんな人と付き合いたい?」と質問されたら、誰しも高嶺の花のような相手の名前を挙げます。
ですが、実際に付き合う相手を調べると、そのような高嶺の花ではなく、自分とよく似ている釣り合いがとれている相手を選んでいるんです。
4.外見がいい
誰と付き合いたいかという理想は、高嶺の花のような人であるというのは、今言った通りです。そして、それは外見もあてはまります。
つまり、人は美人やイケメンに対して好きになってしまうのです。
人が、外見のいい人を好きになってしまう理由には、諸説あります。
たとえば、外見のいい人は内面もいい人に決まっているという思い込み(ステレオタイプ)があるからという説。
外見のよさは、免疫力の強さなど、繁殖して遺伝させると優位な、目に見えない能力を裏打ちしているからという説などがあります。
ただし難しいのは、外見のいい人は好きだけれど、自分と似ているかどうかや釣り合いの問題などもあって、実際に付き合うところまでいかない場合があるということなんです。
相手が(自分を)好きになる理由
1.好意をもってくれる
難しい言葉で、好意の互恵性とも言われたりします。
人は、相手から好かれていることがわかると、自分もその人を好きになるという心理があります。
たとえば、今まで何も意識していなかったのに、急に告白されると相手のことが気になったり、友人から「○○君が好きらしいよ」と、自分に関心をもっていることを知らされると、自分もその人のことを好きになったりしますよね。
いわゆる、「お土産をもらったら、私もお返ししなくちゃ」というような心理が好きという感情にもあって、「好きをお返ししなくちゃ」と無意識に思ってしまうんです。
その意味では、好きな相手にはまず、自分から告白するというのは大事なことだといえます。
2.褒めてくれる
これは、自信の低下から好意とセットとも言える心理です。
人は、自分を褒めてくれる人を好きになってしまいます。
というのも、人には自尊心(自信)を高めさせたいという欲求があり、誰かが自分のことをほめてくれるというのはこれを直接、満足させることができるからです。
そのため、自分を評価し、褒めてくれる人に対して好きになってしまうんです。
自分の自信が低下しているときに、一緒にいてくれるだけではなく、慰めてくれたり、褒めてくれたりされたときには、もう好きにならずにはいられません。
3.よく会う
毎日の通勤や通学の電車のなかで、しゃべったことはないけれど、一緒に乗り合わせる人っていませんか。
そういう人が、ある日電車に乗ってこないと、「どうしたのかな?」って思ったり、名前も知らないのに親近感を覚えるっていうことがあります。
人は、単に顔を合わせるだけで話したことがなくても、何回か会っていると好きになってしまいます。
同じ学校や職場で恋愛をしたり、結婚してしまうのが多いのは、このためなんです。
また、ドラマなどで見る、偶然を装ってすれ違うというのも、あながち間違ってはいないんです。
反対に、遠距離恋愛になってしまって、あまり顔を見なくなってしまうと、いくらLINEなどでメッセージのやり取りをしていても、好きという感情が弱くなってしまうと言われています。
4.自分の秘密が打ち明けられる
自分の感情、経験、人生観などを他人に言葉で伝えることを、自己開示と呼んでいます。
簡単に言ってしまえば、「自分の秘密を他人に打ち明けること」と言ってもいいでしょう。
秘密を打ち明けられると、人はそれを好意や信頼の表れとして受け取り、同じように自分も相手に秘密を打ち明けようとします。
お互いが、秘密を打ち明け合うようになることで、ふたりの関係は親密となっていきますよね。
そして、結果的に、ふたりの間に「好き」という感情が芽生え、深まっていくと言われています。
とはいえ、いきなり深い話をすると、ちょっと重く、引いてしまうかもしれませんので、そのあたりは要注意です。
下記のサイトを参考にしました
https://men-joy.jp/archives/352295