とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

病弱な哲学者

こんにちは。冨樫純です。

 

デカルトと合理論」についてのコラムを紹介します。

 

ぼくもデカルトの立場だったら、同じようなことをしていたかもしれないと思いました。


偉大な功績は残せないとは思いますが。

 

デカルトといえば、理性の働きを重視する合理論者だ。

 

じゃ彼はなぜ合理論にこだわったのか。

 

彼は幼い頃から体が弱く、僕は彼が病弱だったのも原因じゃないかとにらんでいる。

 

午前中に床から出たことはほとんどなかったらしい。

 

病気で体が動かないと、頭ばかり使う。

 

僕も病気で入院してたときは、 ヒマだから詰将棋ばかり解いていた。きっとデカルトも(詰将棋じゃないにせよ)そんな感じに違いない。

 

その学術的功績が認められ、スウェーデンの女王様の家庭教師をすることになったんだ。

 

スウェーデンは寒いよ。しかもクリスティナ女王は有名な早起きだ。女王は彼に、何と朝5時からの家庭教師を依頼した(しかも真冬)。

 

予想を裏切ることなく、 彼は3か月と経たないうちに肺炎で死んだ。

 

女王もひどいけど、デカルトもちょっとなあ…。いくら合理論者ったって、体弱すぎ!

 

下記の本を参考にしました。
『蔭山のセンター倫理』
「思想」の背景と流れがわかる
 蔭山克秀著
 学研教育出版