こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
世界史を学び直ししていると、日本史も学び直したいと思い、購入しました。
②こんな本です
『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書 』
山﨑 圭一著
一般的な教科書とは違い、 すべてを数味つなぎにして「1つのストーリー」にしている。
ストーリーの主役は 「政権担当者 (天皇 将軍 内閣総理大臣など)」
年号や年代を使わない。
この本には「年号」 や 「西暦」のような、年代を示す表現がありません。
「年号を使わない歴史の本なんて…」 と思う方がいるかもしれませんが、高校で学ぶ日本史のストーリーを一度読むだけで理解できるようになります。
本書が、日本史の教養をこれから身につけたい、日本史を学び直してみたいという方々の少しでもお役に立てば幸いです。
特に、学生時代に習ったはずの日本史の流れをもう一度復習してみたい社会人の方や「なかなか点数が上がらず、まずは平均点を目指したい」 と
いう大学受験生には最適な一冊になるかと思います。(本文より引用)
③こんな言葉が響きました
鎌倉時代は新たな仏教が流行した時代でもありました。
平安末期の保元の乱以降の相次ぐ戦乱や飢鐘などが、 いよいよ「末法」の世が深まったことを人々に感じさせました。
こうして、人々は「なにかにすがりついてこの不安から脱却したい」と思うようになるのですが、それまでの仏教の担い手だった大きな寺院は荘園領主となったり、上皇のような権力者と結びついたりして財カや権力にまみれ、堕落していました。
そこで、貴族たちにかわって新しく文化の担い手となった民衆や武士たちは、これまでの堕落した仏教にかわり、ひとりひとりが心の支えを得ることを重視した「新仏教」 といわれる新しい仏教を盛んに信仰するようになります。
これらの仏教の多くは、それまでの仏教のように学問的な難しい教えを説くのではなく、 「南無阿弥陀仏とひたすら唱えなさい」 「坐禅をして精神統一をしなさい」 というように、 理解しやすい教えを説いたため、武士や民衆に一挙に広まっていったのです。(本文より引用)
④この本が気になった方への3冊はこちら
『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 』
山﨑 圭一著
『世界史とつなげて学べ超日本史』
日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史
茂木誠著
『教養としての世界史 天才たちの人生図鑑』
山﨑 圭一著
宝島社
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。