とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

ボランティアと通貨

こんにちは。冨樫純です。


古い本ですが、紹介します。


①この本との出会い


ボランティアについて学びたいと思い、まずは値段の手頃な新書で探して購入しました。


②こんな本です

 


『ボランティア』もうひとつの情報社会

 金子 郁容著

 岩波新書

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情報洪水のなかで、多くの人が無力感や焦燥感に包まれている現代社会。


ボランティアは、それを変えるための「手掛かり」になるのではないか。献身や慈善といった旧来のイメージを超え、誰もが気負うことなく参加できるボランティアとは?


企業の社会貢献はなぜ必要か。

ネットワーク論の旗手が新しいうねりを紹介し、その意義を考える。(本文より引用)


③こんな言葉が響きました


ボランティアと経済システムのはざまに、興味深い制度が存在する。


それは、V切符制度という。


ボランティアが「働いた」時間を「貯金」しておいて、将来、必要になったら「引き出して」使えるというもので、いうなれば、ボランティアとしての「働き」を「通貨」として機能させようという試みである。


④この本が気になった方への3冊はこちら


『ボランティアという病 』

  丸山 千夏著

  宝島社新書


『ボランティアの考え方 』

   秦 辰也著

   岩波ジュニア新書


『ブラックボランティア 』

  本間 龍著

  角川新書


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。