こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
世界史をYouTube動画で学び直していて、その先生が本を出版したので、読んでみました。
②こんな本です
『暗記がいらない世界史の教科書 』
本当の教養を身につける
神野 正史著
本書では、30年間、私が河合塾での教室の中だけで教えてきた、暗記のまったく要らない「正しい世界史学習法」を公開いたします。
暗記など一切不要、ドラマや映画を楽しむように歴史に触れているだけで、歴史の展開が手に取るように理解できるようになる、魔法のような世界史学習法をご堪能ください。
ただし、本書は「ゴール」ではありません。
むしろ「スタート地点」に立ったところです。
ここから本書を"座右の書”として、 さらに様々な世界史関連の本を読み進めて、細々とした歴史事象をどんどん紐付けていかなければなりません。
そうすることで、その先に、ある日突然、頭の中で歴史の視界がパァッと拓けるように広がるときが来ます。(本文より引用)
③こんな言葉が響きました。
7世紀ごろから始まった温暖化は、900年ごろ一時的な“寒の戻り”が襲ったもののすぐに温暖な気候に立ち戻りました。
モンゴル高原でもその恩恵に与り、この時代は豊かな草原が拡がって、ここに棲むモンゴル人の人口を増やしてきました。
ところが12世紀末ごろ(1180~90年ごろ)、 突如としてモンゴル高原に干魃が襲いかかります。
ノルマン民族の大移動のところでも触れましたが、「いったん人口が膨れあがったところに気候変動が襲いかかる」というのが民族にとっていちばん打撃が大きい。(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『世界史から読み解く日本史』
神野 正史 ・クリエイティブ・スイート 他1名
ナツメ社
『30の都市からよむ世界史 』
神野 正史 他1名
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。