とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

青年期は濃密な時間

こんにちは。冨樫純です。

 


「青年期」にコラムを紹介します。

 


筆者の言うように、ぼくも青年期のころは、それまでとは世界が違って見えていたと思います。

 


ルソーは青年期を「第二の誕生」と呼んだが、まさにその通りだ。

 


だって僕らは、12歳から13~14歳に移るわずかの間で、同じ風景が全然違ったものに見えるのだから。

 


見慣れた通学路は情感豊かな風景に見える。

子どもから大人に変わったせいだ。

 


そして目が変わると、「当たり前の日常」は 「新たな経験」に様変わりする。

 


しかも経験を新鮮に感じられる時期は、濃密で長い。だから中学·高校の6年間は、人生の中でも非常に長く感じられるんだ。

 


でも、20歳を過ぎると新鮮な経験は徐々にタネ切れになり、その辺から人生は猛スピードで流れ出す。まるで止まってた砂時計が急に動き出すようにだ。

 


下記の本を参考にしました。


『蔭山のセンター倫理』

  「思想」の背景と流れがわかる

    蔭山克秀著

 学研教育出版