こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
たまたま、書店の新書コーナーで目にして、おもしろそうだと思いました。
新書コーナーは最初に見に行くことが多いです。
②こんな本です。
『ゴルフの経済学』
デューク石川 著
生活人新書
ゴルフ場の数で世界第2位の日本。
バブル期30兆円だったその総資産が、 いま 4兆円を割っている。 小金井CCでラウンドするとき、毎回8000円近い固定資産税が徴収される。
一方でタイガー·ウッズは、 成績が落ちようとも相変わらず年間20億円前後の稼ぎを続ける。
生活を潤す遊びであるはずのゴルフのもう一つの顔として、カネの話は興味が尽きない。
こういうゴルフとカネの話です。
(本文より引用)
③こんな言葉が響きました。
その頃のプロは、テレビに出演することに緊張していた。だからギャラは少なくても、もらえるだけで満足してくれた。そんな時代だった。
パーマーをスーパースターに押し上げるべく動き出したマコーマック。彼はパーマーに1年目5万ドル。3年目には50万ドル。最終的には年間1000万ドルのスポンサー料をもたらしている。
そして、このパーマーの成功を境に、ゴルフはカネのなる木に急変。その後のローラ·ボー、グレッグ·ノーマン。そしてウッズたちの超破格の稼ぎにエスカレートーしていくことになる。
そして、ゴルフで成功したマコーマックは、その後ビジネスの間口をどんどん広げる。
それらはニューヨークヤンキースで、ゴジラ松井のチームメート、ディレク·ジーター(10年の複数年契約で1億8900万ドル)から、テニスのウイリアム ス姉妹、プロラットボールNFLで一世を風離したジョー·モンタナたちプロスポーツ関係者だけにとどまらない。
彼の多国籍マネジメント会社IMGは、前GE会長ジャック·ウェルチ、元英国首相マーガレット·サッチャー、スーパーモデルのタイラ·バンクス。そしてノーベル財団、オックスフォード大学、スミソニアン財団など世界的な有名人や組織ともクライアァント、コンサルタント契約を結ぶ。
もちろんテニスのウィンブルドンも、世界100ヵ国以上でテレビの放映権を持っている。そんなマコーマックには、あらゆる賛辞が贈られた。
「スポーツビジネスを発明した男」 「スポーツ界最大のパワーを持つ男」「20世紀を創っ
だ1000人の中の1人」など。
「彼がここまで絶賛された成功のカギ。それは「黄金の三角形」を具現化したことであ
る。それは「スター性のあるプロを発掘しスポンサーに売り込む。そしてテレビに登場させ大衆にアピールする」ことだった。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『世界最強ゴルファーはこうして生まれた。』
タイガー・ウッズを育てた男たち
デューク石川著
選択エージェンシー
『トップ・プロゴルファー心の戦略』
デューク石川著
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。
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