こんばんは。冨樫純です。
以前から、アメリカのバスケが気になっていました。
そこで、アメリカのバスケ事情を調べてみました。3つ紹介します。
①アメリカンドリーム
根本的なアメリカと日本のバスケットボール事情の違いとして、歴史的背景があります。
アメリカは今では豊な国とは言えますが、
一昔前には格差が激しい奴隷制度などがあり、
場所によってはまだまだその痕跡が残っている場所も少なくはありません。
特に黒人の方は、教養が無い人が多くバスケットでも有名選手で言えば アレン・アイバーソン、レブロン・ジェームズ、ステファン・マーブリー等は、本当に貧しい家庭の生まれです。
特にレブロンジェームズは、他の家庭に育てられたぐらい貧しい家庭に生まれるために、ハングリー精神(貪欲)が全く違います。
よく「アメリカンドリーム」という言葉を聞くかもしれませんが、アメリカで一番てっとり早くお金持ちになるのはスポーツ選手であり、
それがゆえに彼らは子供の頃から必死に取り組みます。
こういった側面からみると、日本のバスケットボールをする環境とは大きく違っていることがわかります。
②バスケットボール環境
アメリカのでは住宅街でも公園でも、どこでもバスケットゴールを見かけると言う話は良く聞きますよね。
実際に、バスケットゴールはアメリカ本土ほぼ何処にでもあります。
家の外のガレージの前、公園、公共のストリート、教会、小学校の校庭、大学の公共施設ジムまどなど。
いかなる場所にでもあるのでバスケットボール一つさえあれば、何処でもバスケットボールができる環境にいるため、子供は、バスケットをする機会多く、人数も一人でさえ練習出きるスポーツでボール一つさえあれば可能なので経済的です。
また、学校も近くにいる人がアフタースクールに勝手に入ってバスケットボールをすることが許されている場合も多く、本当にバスケットボールを絶えずしています。
またこれもアメリカらしいバスケットボール事情ですが、家でも大人と子供の触れ合う機会が多かったりするのもバスケが盛んな一つの理由です。
基本的に親はもちろん土日は休み、もっと言えば平日も5時には遅くても家にかえって来ることが多いので、子供が大人のプレイを見様見真似をしてみたり、テクニックを披露している大人の方もいたりします。
公園や家で練習していると周りの家庭の黒人の子供が寄ってきたりして僕にもやらせてよ~
みたいに気軽に話を掛けてきます。これもまさにアメリカらしいバスケットボール事情だと思います。
③学校事情
部活動は、州や学校とシーズンにより異なりますが、基本的には8月~1月がアメリカンフットボール、3月~6月がベースボール、12月~4月がバスケットボールと四季により色んなスポーツの部活に入部することができます。
なので複数の部活に入れるので色んなトレーニングを積んだり経験を積むことができます。
また、ワークアウトの方法やトレーニングの仕方も日本とは全く違います。
日本ではある意味部活動はしつけの一環と考えられることが多く、走らされ筋肉トレーニングも腕立て、腹筋、スクワット、空気椅子などの基礎系を沢山をさせられますが、アメリカの部活動では、基本的なトレーニング内容は同じですが、回数が半分ぐらいの数でした。
その代わりに器具やマシーンを使ったトレーニングをしていました。
無理をして体を壊さない用にコーチが各メンバーのデータを取り、その人のベストウエイトに合わせてバランス良く筋肉トレーニング等も行います。
この背景には学年によって同じ学校にもチームが分かれていて、年齢順で基本的にはチームが構成されていることもありました(下の学年は学年以上のチームに所属できるが、年上の学年が所属できるチームは年相応のチームのみ)。
また必ずではないですが、コーチも各スポーツ事に専属コーチが各学校にいることが多いです。
また、アメリカの高校は、受験も無く義務教育なので勉強が比較的ベーシックです。
一般的にアメリカの大学までは、普通に勉強して普通のクラスを取っている限りは勉強が難しくはないといわれています。授業に出て宿題をすれば、普通の先生なら進級が出来ます。
その反面、できる生徒は上の学年のクラスに飛び級したり、単位さえあれば3年の学校も2年で大検を受かればいくつからでも大学に入学も出来るシステムなので勉強の内容も違います。スポーツも同じでトライアウトで上のレベルに行ければ、早い段階からチームの中核を担う一軍で活躍できます。
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