とがブログ

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サラリーマンのメリットデメリット

エンジニアの新しい働き方を応援する「MIDWORKS」

 

こんばんは。冨樫純です。

 


現在の日本では労働人口が6400万人いるといわれていますが、実にその9割が企業に雇われているサラリーマンです。

 


ぼくもそのひとりです。

自営業やセミリタイアなどの働き方に憧れはあります。

収入が安定しているなどのメリットの他にデメリットもあると思います。調べてみました。

 


メリットは5つ、デメリットは3つ紹介します。

 


①継続安定的な給与が保証される

 


まずそうな継続安定的な給与が保証されている点です。

 


現在日本の年収平均は420万弱といわれていますが、ボーナスなどを考えないとおよそ35万円毎月給与として現金が会社から支払われることになります。

35万というのは仕事を始めたばかりの個人事業者が不眠不休で働いてもなかなか得ることのできない金額なのです。

 

仮に務めている会社が倒産しても一般的に雇用保険に入っているので、減額はされるものの向こう6カ月の給与は保証されています。

 


ちなみに個人事業主や会社役員は雇用保険に入ることができないので、仮に収入減が無くなってしまうと収入0となってしまいます。

 


社会保険料の負担が軽い

 


社会保険料とは以下の5種類を指します。

 


雇用保険

医療保険

金保

労災保険

介護保険

 


この保険は個人は必ず入らなければならない強制加入の保険となっています。

 


この強制加入の保険ですが、個人事業主であれば全額を負担する必要があります。

 


しかし、サラリーマンであれば会社の規模によって基準はありますが、半分負担しなければならないことになっています。

 

ちなみに月収35万円程度の方の強制保険の金額は月額およそ8万5000円程度になります。

この場合サラリーマン本人が4万2500円会社が4万2500円負担することとなりますので、実質は給与が4万2500円上乗せされているのと同じとなるわけです。

 

③福利厚生が手厚い

 


サラリーマンが普段は何気なく受けている福利厚生ですが、実はこの福利厚生はサラリーマンにとって非常に大きなメリットなのです。

 


一般的な福利厚生はこちらのようなものがあります。

 


健康診断

育児・介護休暇

有給休暇

その他

 


こちらも社会保険同様会社持たなければならないと定められているものですが、従業員数などの規定はあるものの基本的に会社が持たなければならない物です。

 


当然こういった福利厚生は自営業者や役員には存在しません。

 

④税金などの管理をやる必要がない

 


メリットと感じていない人もかなり多いかもしれませんが、税金などを会社が滞りなく管理してくれているのは大きなメリットです。

 


個人事業者では、『確定申告』『納税』『保険の加入』などはすべて自分で手続きをしなければならく、実際にとても面倒くさい作業となります。

 


しかし、サラリーマンであれば『年末調整』などを行うことで、『年金』『保険』『税金』などは『特別徴収』や『源泉徴収』で会社がすべて処理をしてくれるのです。

 


⑤銀行からお金を借りやすい

 


住宅や車を購入する際はほとんどの人が銀行やその他の金融機関から借入をして購入すると思いますが、この金融機関からお金を借りるというのもサラリーマンにとってメリットなのです。

 

実は会社に継続的に属して賃金を得ているというのは、金融機関からすると大きな信用につながるのです。

 


個人事業の場合は個人の事情で収入が大きく増減してしまい、貸し倒れのリスクが高くなってしまいますが、サラリーマンの場合は収入が安定しておりリスクが低いと考えられているのです。

 

実際個人事業主がお金を借りようとしても、中々借りられないのが現状のようです。

 

デメリット

 


①時間的の制約を受ける

 


サラリーマンの最大のデメリットといえるのがこの時間的な制約です。

 


最近ではフレックスやテレワークなども浸透してきていますが、それはごく一部のIT系企業に限られていて、現状ほとんどの企業では定時に出社して定時以降まで仕事をする必要があります。

自由に働ける個人事業主などはこういった他社に縛られる時間は存在しません。

 

さらにはこの時間的な制約とは別の側面もあります。

 


個人事業主などは『仕事の時間=自分の資産構築のための時間』とすることができますが、サラリーマンは『仕事の時間=会社の資産構築のための時間』となります。

 


個人事業主などは時間を積み重ねることにより、収入にレバレッジを効かせることができますが、サラリーマンはそうはいきません。

 


給料をもらっている限りは就業時間中は会社の為に時間を使わなければならないのです。

 

②人間関係が面倒

 


サラリーマンとは会社組織の一因です。

 


組織に属している以上『上司』『先輩』『同僚』『部下』『後輩』など様々な人間関係が複雑に入り組んできます。

 


全ての人が気の合う人であれば特段気にする必要もないのですが、そんなわけがありません。

 


会社の一員として属している以上、たとえ嫌いな上司や鼻につく部下でもうまく付き合っていかなければなりません。

 


実際に仕事を辞める人のほとんどが職務内容よりも、人間関係に起因した理由でやめることが多く、人間関係の精神的負担は計り知れません。

 


③MAXの収入額が決まっている

 


個人経営や経営者は保証などが何もない代わりに自分の収入に対してレバレッジを掛けることができて、うまくいけば青天井で収入が増えます。

 


しかし、サラリーマンは継続的な補償と引き換えに、なかなか伸びることのない給与となってしまうのです。

 


仮に大きな会社で役員クラスになることができるとしても、それは40行半から50代とかなり後の話で、ほとんどの場合はその前に脱落してしまうのです。

 


下記のサイトを参考にしました。

https://サラリーマンの副業の.net/merit-demerit/

 

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