こんばんは。冨樫純です。
選挙が話題になると気になることがあります。
それは、政治家の経験で身につく能力は、どんなものだろうかということてす。
調べてみました。2つあると思います。
①経営能力
市町村長の仕事は現場で実際に人やモノや資金を動かす実務が多いです。民間企業での実務経験が役に立つし、逆に市町村長の経験者は企業の経営にも向いています。
また、市町村長の場合、福祉から道路まで幅広い分野を経験します。いろいろな業種との付き合いから、豊富な実務経験を磨けます。
特に、市町村長で2期以上を経験された方はお買い得です。
なぜなら、再選されたということは役所で部下をちゃんと使い、組織を動かし選挙もこなせた証拠であり、実務能力は高いです。
また、個人で事務所を切り盛りし、支持者を組織化してきた個人商店の経営者としてのスキルです。資金集めはベンチャーのスタートアップと同様、腕力が必要です。
当選間もないころに先輩議員にいろいろ教えてもらって事務所を立ち上げるのもたいへんで、これは起業体験です。
②消費者との対話
政治家の数多くの有権者と接した経験はたいへん価値があります。人に見られてきたので、話し方や人との接し方がこなれてきます。
特に営業やクレーム対応に向いています。
また、物腰の柔らかさから、例えば消費財や証券、生命保険などで、多種多彩、さまざまな雇用形態の営業パーソンを束ねる支店長、労使交渉などにもうってつけです。
社内や交渉のコミュニケーション能力も高いです。議場での丁々発止は交渉術そのものだし、演説をするのでプレゼンテーションがうまいです。当選を重ねるには日ごろからの地味な地元活動や機関誌の編集もします。マーケティングや企画力も磨かれてきます。
下記のサイトを参考にしました。
https://news.yahoo.co.jp/byline/ueyamashinichi/20190410-00121778/