こんばんは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
京大の講義をまとめた本という点に興味を惹かれました。
京大の講義なので、難しいのかと、身構えました。
しかし、そんなことはなく、読みやすかったです。
②こんな本です。
『武器としての決断思考』
瀧本哲史著
星海社新書
もう過去のやり方は通用しないし、人生のレールみたいなものもなくなってしまいました。「答え」は誰も教えてはくれません。
となれば、自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくしかないのです。
仕事をどうするか、家庭をどうするか、人生をどうするか? (本文より引用)
この本を読むと、「自分で答えを出すための思考法」を学べます。
③こんな言葉が響きました。
まず、「目次」がおもしろい。
なぜ「学ぶ」必要があるのか?
「議論」は何のためにあるのか?
漠然とした問題を具体的に考える。
どんなときも「メリット」と「デメリット」を比較する。
反論は「深く考える」ために必要なもの
議論における「正しさ」とは何か
武器としての「情報収集術」
別のところを引用すると、
最後の最後は「主観で決める」
「なんだよ。結局、最後は主観で判断するのか」
「主観で判断するなんて、ぜんぜん論理的
じゃない」
と思われるかもしれませんが、そもそも100%客観的で論理的な判断など、人間にはできるはずがありません。
ディベート思考とは、客観を経て、主観で決断する方法です。
最初から主観的にものごとを決めるのではなく、一度、客観的に考えてみてから、最後は主観をもって決める。
そう、最後の最後は、みなさんが自分の頭で考えなければならないのです。
④まとめ
最後の最後は「主観で決める」
そもそも100%客観的で論理的な判断など、人間にはできるはずがないからです。
⑤この本が気になった方への3冊はこちら。
『武器としての交渉思考』
瀧本哲史
星海社新書
『戦略がすべて』
瀧本哲史
『仕事をしたつもり』
星海社新書
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。