こんばんは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
ゲーム理論に興味があり、わかりやすい内容のものがないかなと思っていました。
そんな時、この本を見つけました。
②こんな本です。
『戦略的思考の技術』
ゲーム理論を実践する
梶井厚志著
自分の利害が、自分の行動だけでなく、他人の行動によってどう左右されるか、という状態が戦略的環境であり、その分析ツールがゲーム理論である。ビジネス交渉はもちろん、バーゲンでの買い物や合コンの席順といったことまで私たちは他人の行動を織りこみつつ戦略を立て実行しているのだ。
本書は身近な話題をふんだんに使い、コミットメント、シグナリングなどゲーム理論のキーワードを解説しながら読者の戦略的思考を磨く。
(帯部分より引用)
③こんな言葉が響きました。
「コミット」するというのは、自分が将来にとる行動を表明し、それを確実に実行するという
ことを約束することである。
コミットする行為や、約束の内容を指して「コミットメント」という。
私たちの生活の中で、コミットメントが重要な意味合いをもつ例を見つけるのはたやすい。
待ち合わせのために時間と場所を決めるというのは、その時間、指定した場所に現れるという
行動を、会う相手に対してコミットするということである。(本文より引用)
④まとめ
期待した、わかりやすいものではありませんでした。でも、身近な話題を使っているので、説得力はありました。
⑤この本が気になった方への2冊はこちら。
『高校生からのゲーム理論』
松井彰彦著
『ゲーム理論入門』
武藤滋夫著
日経文庫―経済学入門シリーズ
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。