こんにちは。冨樫純です。
本の紹介をします。
①この本との出会い
相撲には正直なところあまり興味がありませんが、「経済学」がついていたので興味が湧きました。
②こんな本です。
『大相撲の経済学』
中島隆信著
特殊に見える世界であっても、その背後に潜んでいる合理性や一般社会にも通じる共通性を
見出すことはできないだろうか。本書はこうした意図に基づき大相撲を分析する本である。
(本文より引用)
相撲界のお金に関することだけではないようです。
③こんな言葉が響きました。
外国人力士は、角界を独占するのだろうか?
そんなことない。理由の一つは、力士は高給取りではないからだ。
相撲は一攫千金を望むには適さないスポーツだという点である。元横綱朝青龍であっても給与は4000万円だ。プロ野球やサッカーの第一人者に比べれば10分の1以下の金額だろう。さらに、激しい格闘技なのでいつ怪我によって引退に追い込まれるか分からない。
欧米では身体能力の高い若者は、まず、サッカー、野球、アメフトなど稼ぎの多いスポーツ選手を目指すはずだ。(本文より引用)
力士は高給取りのイメージがありましたが、そうでもないようです。
スポーツで稼ぐなら、他を選んでも不思議ではありません。
④まとめ
外国人力士は、角界を独占していくのでしようかか。そんなことはありません。選択肢は他にもあるからです。
⑤この本が気になった方への3冊はこちら
『お寺の経済学』
中島隆信著
『大相撲 誰も教えてくれなかった見かた楽し
みかた』
ツウになれる観戦ガイド
工藤隆一著
KAWADE夢文庫
『テレビでは言えない大相撲観戦の極意』
ポプラ新書
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。