とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

この本を読むと、人口減少社会の解決策がわかります。

こんにちは。冨樫純です。

本を紹介します。

 

①この本との出会い


少子高齢化が日本を救う!」とはどういうことなのか興味が湧きました。


②こんな本です。


『人口減少の経済学』

少子高齢化が日本を救う!

原田泰著

PHP研究所

 

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第1章では、人口減少社会の現実と、人口減少の意味を説明し、人口減少がなぜ、問題を引き起こすのか論じる。もちろん様々な問題があるが、要するに人口減少社会とは、働く人びとが少なくなる社会である。少なくなるなら、一人当たりの生産性を上げるか、女性や高齢者がもっと働くか、高齢社会の負担を引き下げるしかない。

以下、問題を説明した上で解決策を論じる。

第2章では、一人当たりの生産性をどう向

上させるか、第3章では、どうすればより多くの人びとが働けるようになるか、第4章では、介護や医療など高齢社会で予想されるコストをいかに下げるか、第5章では、年金改革について、最後の第6章では、活気に満ちた人口減少社会はどのようなものであるかを考える。

(本文より引用)


③こんな言葉が響きました。


多くの人が人口が減少する社会で経済を維持することの難しさを議論している。

人口減少は人口の高齢化であり、働く人口を激減させる。貯蓄率は低下し、投資は停滞する。

経済は停滞し、社会は高齢者の扶養負担に音を上げる、というのである

しかし、私はむしろ、人口減少にこそ一人当たりの豊かさを飛躍的に上昇させる可能性のあることを指摘したい。

(本文より引用)


④まとめ


人口が少なくなるなら、一人当たりの生産性を上げるか、女性や高齢者がもっと働くか、高齢社会の負担を引き下げるしかない。


⑤この本が気になった方への3冊はこちら。


『日本人の勝算』

  人口減少×高齢化×資本主義

   デービッドアトキンソン

   東洋経済新報社


『人口減少社会の未来学』

  内田樹

  文藝春秋


『これが答えだ! 少子化問題

  赤川学

  ちくま新書

 

興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。