こんにちは。冨樫純です。
独学で、経済学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
育休を取ってもキャリアの致命傷にはならない
大多数の人にとって、育児休業によって大きくスキルを失ってしまう心配は当てはまらないということです。
たしかに、育休を取ることでキャリアを諦めなければならないくらいの失点になってしまう人もいないわけではありません。
そうした人々にとって重大な問題であることは間違いのないことです。
しかし、数カ月から1年程度の育休がキャリアに
とって「致命傷」になってしまうのは、ごく限られた高度な専門職、管理職などにとどまります。
もちろん、育休から復帰して仕事のやり方を思い出し、調子を取り戻すのには苦労をともないます。
それでも、育休取得のために職業上の能力の多くを失ってしまうのは一部の人にだけ当てはまるようです。
賢明な読者のみなさんには、何を当たり前のことをいまさらとお叱りを受けそうですが、こうした論点をデータできちんと確認することは、間違いのない判断のためには必要ですし、これらの論点の重要性を定量的に踏まえることは、シミュレーションを行う上で不可欠なのです。
「常識」を数値化するのは、回りくどいと感じるかもしれませんが、最善の予想を立てる上では避けて通れません。
感想
育休がキャリアの妨げになるとぼくも思っていましたが、一部の人に限られるようです。
以外な感じはしますが、それでもキャリアの妨げになると感じる人は多いと思いました。
下記の本を参考にしました
『家族の幸せ』の経済学
データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実
山口 慎太郎著