こんにちは。冨樫純です。
独学で、経済学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
赤ちゃんの経済学
夫婦二人暮らしも楽しいものでしたが、私にとって、子どもが生まれてからの生活はさらに楽しいものになりました。
もちろん、赤ちゃんのお世話をするのは大変な苦労もあるのですが、日々育っていく我が子と毎日をともにする喜びは大きなものでした。
家族にそんな幸せをもたらしてくれる 「赤ちゃん」について、経済学の観点から考えた話題を三つ紹介します。
一つめは、赤ちゃんが生まれたときの体重、つまり出生体重と赤ちゃんのその後の人生との関わりです。
私たちは生まれてきた赤ちゃんの体が大きく、体重が重いと、健康な赤ちゃんが生まれたと喜びます。
実は科学的にも、赤ちゃんの出生体重は、その後の人生と大きく関わっていることが明らかにされています。
赤ちゃんの出生体重が重いと、大人になってか
らも健康であることが多いだけでなく、知能指数(IQ)も所得も高くなる傾向があるのです。
このように、生まれたときの体重が赤ちゃんの一生に関わっているのですが、 何が理由で赤ちゃんの体重は決まってくるのでしょうか。
また、世の中が豊かになってきているにもかかわらず、日本を含む世界中の国々で赤ちゃんの出生体重が下がってきています。
一体この背景には 何があるのでしょうか。
二つめは、赤ちゃんの生まれ方、具体的には帝王切開で生まれたかどうかが、赤ちゃんの健康を左右するかもしれないというお話です。
帝王切開は、医療上必要があってなされるのであれば、お母さんと赤ちゃんの命を救うことのできる重要な手術です。
しかし近年、 必ずしも必要であるとは言えない帝王切開が増えてきているのではないかと懸念されています。
なぜそんなことが起きているのか、帝王切開は赤ちゃんの健康にどのように関わっているのか、最新の研究に触れてみましょう。
そして、三つめは母乳育児についてです。
母乳育児は赤ちゃんの健康に好ましい影響があ
ると広く信じられています。
そのメリットは子どもの栄養面、健康面にとどまらず、母子の情緒的なつながりを強め、子どもの知能発達を促すと考えている人もいますが、はたしてこうした話にはどこまでの科学的根拠があるのでしょうか。
感想
どの話題もおもしろそうだと思いました。
また、これら話題が経済学の対象になることに驚きました。
下記の本を参考にしました
『家族の幸せ』の経済学
データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実
山口 慎太郎著