こんにちは。冨樫純です。
独学で、政治学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
なぜ日本の選挙はやかましいのか
選挙の時期になると、連日、候補者の名前を連呼する選挙運動用の自動車が街中を走り回る。
衆議院議員選挙だと12日間この状態が続く。
「○×△男をなにとぞよろしくお願いいたします」
「△○×子にあなたの清き一票を」 という声が街中に響き渡る。
街頭に車が停まって、大音量で演説が始まることもある。
アメリカやヨーロッパの選挙ではあまり目にしない光景である。
どうして、日本の選挙運動はこんなにやかましいのだろうか。
その原因として、しばしば挙げられるのが、日本における選挙運動の規制の厳しさである。
日本では、選挙期間中に利用できる自動車(場合によっては船舶)の台数は制限されているし、配布
できるビラの枚数も上限があるなど事細かに規制されている。
なかでも、選挙のやかましさに影響している重要な要因が、 「戸別訪問」 の禁止である。
選挙運動員が、一軒一軒訪ねて投票を依頼することは、多くの国で認められているが、日本では禁止されている。
周りから見えない屋内での有権者との接触を許すと、買収行為が横行するという心配からのようである。
その結果、家の外から屋内にいる人に聞こえるように、名前を大きな声で連呼することになるのである。
自分の家に運動員が訪ねてくることと、大声の連呼を聞かされることと、どちらをみなさんは望みますか?
感想
やかましいのも気になりますが、内容がないのがもっと気になります。
名前と政党を連呼しているだけなので。
下記の本を参考にしました
『はじめて出会う政治学』
構造改革の向こうに
北山 俊哉 他2名
有斐閣アルマ