こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
話題になっていたし、早送りする理由に興味があったので、購入しました。
②こんな本です
『映画を早送りで観る人たち』
ファスト映画・ネタバレ
コンテンツ消費の現在形
稲田 豊史著
なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。
なんのために? それで作品を味わったといえるのか?
著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、
やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという 事実に突き当たる。
一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか?
いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか?
あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。
③ こんな言葉が印象に残りました
話題作をコミュニケーションツールとして使う傾向は、昨日今日に始まったことではない。
「観ておかないと学校や職場で話題の輪に入れない」作品は、昭和の時代からあった。
1980年代から1990年代なら、『8時だョ!全員集合』『ザ・ベストテン』「月9ドラマ」等々。
特に40代以上なら、いくらでも番組タイトルが口をついて出てくるだろう。
ただ、当時の若者が友達と触れ合うのは、教室だけだった。 教室を出たら逃げられた。 我が道を行くことができた。しかし今は、LINEがどこまでも追いかけてくる。逃げられない。 常にレスを求められる。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『ファスト教養』
10分で答えが欲しい人たち
レジー著
『バカと無知 』
橘 玲
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。