おはようございます。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
元々新書が好きで、ぼくにとってキャッチーなタイトルだったから購入しました。
また、彼女が、さまざまなメディアで取り上げられている政治学者だと知り、その言動がおもしろいと思ったというのもあります。
②こんな本です。
『日本に絶望している人のための政治入門』
三浦瑠麗著
③こんな言葉が響きました。
元知事は地方の人口が健全に推移するためには、「若い女性を地方から東京に出さないようにしなければならない」と総括していました。
直感的に感じたのは、この方は、自由主義や、個人の選択ということについてどんな感覚をお持ちなのだろうかということです。「出さないようにしなければならない」と言われた若い女性が、どのように感じるかについて考えたことがあるのでしょうか。どんなに好意的に捉えても「余計なお世話」ですし、女性がどこに住み、子供を生むかどうかというこれ以上ないパーソナルな判断を誰かがコントロールしようとしているという感覚はなんとも寒々しいものに思えます。
まさに、女性を「産む機械」として捉えた発言であり、以前に話題になった柳澤伯夫元厚労大臣と同根だなと感じて暗澹たる気分になりました。
(本文より引用)
④まとめ
政治家のおじさん達の言動には絶望せざる得ません。
⑤この本が気になった方への3冊はこちら
『内心、「日本は戦争をしたらいい」
と思っているあなたへ』
保阪正康他2名著
『自民党』
政権党の38年
北岡伸一著
中公文庫
『ふたつの日本』
「移民国家」の建前と現実
望月優太著
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。