とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

地域社会と外国人

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、社会学を学んでいます。

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル 

 


地域社会の多様化と外国人

 


経済的繁栄は外国との交流を活発化させている。

 


2010年の日本人の出国数は1664万人に達しており、日本人の海外経験も増えている。

 


また、外国人の入国数は944万人を記録している。

 


その結果、日本社会に大きな変化が起こっている。 身近なところに、外国人や外国系住民が生活するようになった。

 


外国人登録者数は、2008 (平成20)年の222万人をピークにして、2009 (平成21) 年の219万人、2010 (平成22) 年の213万人へと減少している。

 


しかし10年前(2000年)に比べると27%の増加である。

 


ちなみに 2010年時点において、わが国の総人口に占める外国人登録者比率は、1.67%である。

 


今後日本社会において外国人が増加するのか、それとも減少するのかについては、判然としない部分もあるが、グローバリゼーションの進行を考えると、一定数の外国人が居住する社会になることは間違いないであろう。

 


あえていうならば、東アジアにおける、日本、韓国、中国のトライアングル (3者関係)、具体的に

はそれぞれの国の経済力および文化発信力の相対的な強さが日本社会への外国人流入の増減を規定する大きな要因になるのではないかということである。

 


2010年における 213万人の外国人登録者のうち、中国が69万人で全体の32.2%を占めている。

 


続いて韓国・朝鮮 57万人 (26.5%)、ブラジル 23万人 (10.8%)、フィリピン 21万人 (9.8%)、ペルー5万人 (2.6%) となってい

る。

 


注意しておかなければならないのは、第1に、韓国・朝鮮 57万人のなかに、戦前からの住民であるいわゆる在日の人びとが含まれていること第

2に、ブラジル、ペルーに代表される中南米系住民の大部分は日本からの移民の子孫であることである。

 


東アジア系や中南米系(とりわけ日本からの移民の子孫) の外国系住民は外見上区別がつかないことが多い。

 


そのため、これらの外国系住民の存在は地域のなかで目立たない。

 


しかしゴミの出し方をめぐる複雑なルールに慣れないなど、地域社会からの疎外感を抱いて生活する外国系住民が多くいる。

 


感想

 


外国人労働者が増加していると感じていましたが、そのようです。

 


労働力が足りないからだと思いました。

 


下記の本を参考にしました

 


『Do! ソシオロジー』改訂版       

 現代日本社会学で診る

 友枝 敏雄 他1名

 有斐閣アルマ

 

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