こんにちは。冨樫純です。
デザイン思考についてのコラムを紹介します。
新しいものを生み出す力が重要であることは、誰もが感じでいるので、おもしろい思考法だと思いました。
① デザイン思考とは
新しいものを生み出すプロセスとして、デザイナーの思考に注目してそれを定型化したものです。
つまり、 デザイナーの思考方法を、デザイナーでない人も使えるようにした思考であり、「新しいことを生み出すために創造的に課題解決する思考」といえます。
最初のプロセスでは、どの提唱者も基本的には
「ユーザーとなる対象を直接観察しよう」というところから始まります。
ユーザーとなる対象が、何が理由でやる気になるか、逆に何が理由でやる気を失うのか、何にイライラし、何に喜びを感じるのか、彼らに心から共感するまで観察しようというものです。
② デザイン思考はなぜ重要視されてきたのか?
経済成長期は、ビジネスにおいて成功法則をある程度パターン化することが可能でした。
そのため、調査や分析手法などの論理的な手法が有効に機能していたのです。
ところが、成熟期の段階にある現在は、ビジネスにおいて成功法則をパターン化することが困難になってきました。
つまり、従来の手法だけでは解決できない、型にはまらず、既存の枠を超えて考えないといけない、ゼロベースで、新しいものを生み出さないといけない、といった状況にあるのです。
このような流れの中で、型にはまらず、感性を大切にし、新しいものを生み出すことが得意な「デザイナー」の暗黙知的な思考法である「デザイン思考」に注目が集まったのです。
下記の本を参考にしました