こんにちは。冨樫純です。
「著者とかかわりながら読書するコツ」についてのコラムを紹介します。
本に感想などを書き込むという発想がなかったので、驚きました。
積極的に著者とかかわりながら本を読むコツを紹介しよう。
いろいろな疑問を持って、段落ごとに、文章を追っていくのがそのコツである。
そのヒントとして、こんなフレーズを書き込みのに一冊の本を読んでみるとよいだろう。
「なるほど」
「ここは鋭い」
「納得がいかない」
「どこか無理があるな」
「その意見に賛成だ」
「その意見に反対。自分の考えとは違うな」
「著者の意見は不明確(あるいは、あいまい)だ」
「同じような例を知っている」
「自分の身の回りの例だとどんなことかな」
「例外はないか」
「見逃されている事実や例がないか」
(実際に思いついた例を書いておく)
「これは他の人にも伝えたいエピソードやデータ」
「もっと、こういう資料が使われていれば議論の説得力が増すのに」
「なぜ、こんなことがいえるのか」
「自分ならこういうことばを使って表現するな」
(そういう場合は実際にそのことばも書いておく)
「この表現は難し過ぎる」
下記の本を参考にしました
『知的複眼思考法』
誰でも持っている創造力のスイッチ
苅谷剛彦著
講談社+α文庫