こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
哲学を学ぶ入門書を探している時、人気があったので、読んでみようと思いました。
②こんな本です
『史上最強の哲学入門』
東洋の哲人たち
飲茶
河出文庫

古代インド哲学から釈迦、孔子、孟子、老子、荘子、そして日本の禅まで東洋の“知”がここに集結。
③こんな言葉が響きました
東洋哲学では、こんなふうに、聞き手が「あなたの言っていることを理解した、わかった」と言っているにもかかわらず、「いや、おまえは、ホントウはわかっていないのだ」とその理解を否定するというヘンテコな場面に遭遇することが多々ある。
なぜかというと、東洋には、「知識として知っただけでは、ホントウにわかったことにはならない」と考える独特の風習があるからだ。
東洋では、「ああ、そうか! そういうことか!わかったぞ!」という強烈な体験や実感が伴ってはじめて「ホントウにわかった」と考える。
そして、この「体験的にホントウにわかった」を他と区別して「悟った」と呼ぶ。
この「体験的にホントウにわかった(悟った)」と一知識として知った」との違いは果てしなく大きい。
(本文より引用)
④この本が気になった方への3冊はこちら
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』
小林昌平著
文響社
『読まずに死ねない哲学名著50冊 』
平原卓著
フォレスト出版
『教養としての宗教入門』
基礎から学べる信仰と文化
中村圭志著
中公新書
⑤感想
整理されている感じでありませんが、読みものとして、おもしろかったです。
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。