こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
タイトルに興味が沸き、購入しました。
②こんな本です
『AKB48がヒットした5つの秘密』
ブレーク現象をマーケティング戦略から探る
村山 涼一著
角川oneテーマ21

国民的アイドルに成長したAKB48。
なぜ彼女たちは、ブレークすることができたのか。
マーケティング見地からそのヒットの要因を探る。
そこには、必然的な5つの緻密な戦略があった。
③こんな言葉が響きました
秋元が言うように、プロ意識が特に強い大島優子や、リーダー気質に優れている高橋みなみ、そして万人受けする篠田麻里子など、選択肢はたくさんあった。
それでも前田を選んだのは、前田が色のついていない、ごく普通の女の子であったことにある。
前田は中学二年生の時に、たまたまAKB48第一期のオーディションの募集を見て、合格した。
つまり前田は、全くの素人という状態だったので、その後の成長の可能性が大きかったのである。
秋元は、前田のスター性について、応援するファンも多いが、同時にアンチも多いところを指摘する。
また、選抜総選挙で誰がトップになっても少なからずブーイングがあるがそれが一番大きいのが前田だ、とも語っている。
つまり、前田をフラッグシップとすることで、ファンとアンチが二元化し、そのせめぎあいがAKB船にシナジーをもたらし、さらなる発展をもたらすと考えたのである。
山口百恵やキャンディーズがそうだったように、芸能界でトップになるということは、プレッシャーや孤独感を背負って生きていくことであり、何かを代償にしなければスターにはなれない。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『AKB48の経済学』
田中 秀臣著
朝日新聞出版
⑤感想
ヒットするには、論理や背景があると改めて感じました。
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。