こんばんは。冨樫純です。
「公共投資の生産性」に関するコラムを紹介します。
税金の無駄遣いというイメージが少し無くなりました。
公共投資あるいは公的な資本ストックが生産にどの程度貢献しているかは、実証的にも関心を集めている。
特にわが国では最近になって公共資本のデータが統計的に整備されたこともあって、この分野での研究が活発に行われている。
これまでの研究結果によると、フローの公共投資がその期のGNPの生産活動を直接刺激する効果は小さいものの、ストックとしての公共資本の蓄積が生産を拡大する効果はかなり大きい。
長期的に資本を公共部門と民間部門に最適に配分するのであれば、両部門間で等しくなるように配分するのが望ましい。
下記の本を引用しました。