こんばんは。冨樫純です。
以前から気になっていた「キラキラネーム」について考えてみたいと思います。
ぼくの結論は反対です。
以下では、
その理由を説明していきます。4つあります。
①改名したい
2019年3月初め、山梨県甲府市の高校生、赤池肇さんが、裁判所で名前変更の許可が下りたとネット上で報告しました。改名前の名前は「王子様(おうじさま)」でした。
多くの方がご存じのように、常識からは外れているとされる珍しい名前や、漢字の本来の読み方では読めない名前などを「キラキラネーム」と呼びます。赤池さんの話は、「キラキラネーム」の改名成功例だとして、メディアなどで話題になりました。
改名したいほど嫌だったということてす。
②地元自治体が不受理
1993年には、実子に「悪魔」と命名しようとした親からの出生届を地元自治体が不受理とした、「悪魔ちゃん命名騒動」が起こりました。当時は衝撃的なニュースとして大きく報道されたのですが、40代以上の読者の中には、この騒動を思い出して「あれからもう四半世紀以上も経つのか……」と思った方も多いかもしれません。
③まわりや本人が否定的
キラキラネームとは無縁の世代の大人からは、
「つける側は良くても子どもがかわいそう」
「物心ついたとき本人がどう思うかとか、まったく考えてないよね」
「子どもはペットじゃない」
といった否定的な意見が圧倒的に多いようです。
また、キラキラネームをつけられた本人たちは、次のように話しています。
「自己紹介で笑われる」
「名前聞かれて答えた後に微妙な空気が流れるんでつらい」
「覚えてはもらえるけど、たいてい悪い印象で覚えられるのが嫌」
など、さまざまな場面での苦労や苦悩を訴える人もいるようです。
④日本では改名する手続きが大変
今回、改名を報告した高校生は、日本テレビ『ZIP!』の取材に対して、キラキラネームをつけられた人は「辛い思いをすることがあると思う。そういう人たちが改名できることを伝えたかった」と語りました。
日本では、改名する際の手続き制度は整っています。
しかし、実際のところ、手続き自体の大変さなどから普及していないのが現実です。
下記のサイトを参考にしました。
https://limo.media/articles/-/10220?page=3