おはようございます。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
憲法のなりたちや特長がわかりやすく書いてある本がないかなと、思っているときに出会いました。
②こんな本です。
『日本のもと憲法』
宮崎哲弥監修
憲法ってそもそもだれのためにあるの?
『日本のもと·憲法』は、そんな疑問にこた
えてくれて、日本国憲法のなりたち、特長、これからのことがとてもよくわかる一冊です。
(帯部分より引用)
③こんな言葉が響きました。
日本国憲法は1947年に施行されて以来、一度も改正されたことがありません。では、日本には憲法を改正したいという意見が全然なかったのかというと、そんなことはありません。憲法ができてまもないころから、憲法改正を求める「改憲派」の人たちと、今のままの憲法を守ろうとする「護憲派」の人たちは、激論しつづけているのです。
改憲と護憲をめぐるおもなテーマはふたつあります。
じょう
ひとつは、第9条をどうするかということです。第9条には、国と国との争いを解決するための戦争や、軍隊の力を背景にして他国をおどすことや、攻撃することは永久にしないと書いてあります。
もう一つは、憲法には、人権について書かれた条文が数多くあります。憲法がそもそも人々の権利を守るために生まれてきたことを考えれば、当然です。
ところで、その人権の内容も時代とともに変わりつつあって、人権に関する新しい項目を憲法に加えようという動きが出てきたのです。
その一つは、プライバシー権です。自分の知られたくない情報を、ほかの人や国などに知られないようにする権利です。
たとえば、自分の体重と身長をほかの人に絶対に知られたくない人が、その情報を勝手にインターネットで公開されたら困りますよね。
(本文より引用)
④まとめ
憲法のなりたち、特長、これからのことがよくわかる一冊です。
この本が、憲法について考えるきっかけになると思います。
⑤この本が気になった方への3冊はこちら。
『日本のもと政治』
『14歳からの社会学』
これからの社会を生きる君に
宮台真司著
『日本のもと学校』
齋藤孝著
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。