とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

政治家は厚かましいか。

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、政治学を学んでいます。

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル 厚かましい政治家?

 


政治家の厚かましさは、 今も昔もそう変わっていないように見える。

 


1993年に自民党政権が崩壊し政治改革論議が盛り上がったことをきっかけに、経団連は政治献金のとりまとめをやめる方針を打ち出した。これには、経済界の中でも異論が出た。

 


経団連の副会長は「金遣いの荒い息子に一銭もやらなければ強盗でも働くかもしれない」と発言した。

 


これは、自民党献金を続けようというありがた

い話であった。にもかかわらず、これに対して怒り心頭に発した自民党政治家がいた。

 


「聞き捨てならない暴言だ。陳謝と撤回を求め

る」と述べ、経団連に陳謝を要求した。

 


経団連会長は「その通りの発言なら不適当だったと私も思う」と答え、発言をした副会長も「言葉が過ぎて本意でないことが伝わり反省している。発言は全面撤回する」と全面降伏をしてしまった。

 


これでは、金を出したうえに批判までされて、財界、大企業も踏んだり蹴ったりである。

 


政治を裏から支配しているはずの財界はどこに行ってしまったのであろうか。どうも、財界、大企業が日本の政治を支配してきたというほどには話は単純ではなさそうである。

 


感想

 


政治にはお金がかかると言われますが、もしかからなくなれば、財界の影響力も政治家が厚かましくなることもなくなるような気がします。

 


下記の本を参考にしました

 


『はじめて出会う政治学

 構造改革の向こうに

 北山 俊哉 他2名

 有斐閣アルマ

 

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