とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

地域活性化の手法として 車を捨てるという発想もあります。

こんばんは。冨樫純です。

本を紹介します。

 

①この本との出会い


タイトルに惹かれました。


「クルマを捨ててこそ地方は甦る」


日本人のほとんどが、田舎ではクルマなしには生きていけないと考えていて、その車を捨てるなんて考えられません。


ちなみに、ぼくも田舎に住んでいるので、実感としても考えられません。


②こんな本です。


『クルマを捨ててこそ地方は甦る』

   藤井聡

   PHP新書

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「クルマ依存」がもたらす弊害を理論的に明らかにした上で、

富山市LRT導入を中心とした「交通まちづくり」の例や、

川越の歩行者天国京都市の「歩くまち京都」の取り組み事例などを参考に、

「脱クルマ」を通して地方を活性化していく驚くべき手法を紹介する。(帯部分より)


車を捨てて、活性化している自治体があることに驚きました。

個人的には車は手放せないと改めて思います。

活性化の手法の一つではあると思いますけど。


③こんな言葉が響きました。


「クルマを使わない」ライフスタイルへの

行動変化(モーダルシフト)を促す方法として、いくつか具体策を挙げている。


⑴鉄道やバスを新たに導入し、料金を下げる

⑵歩道を拡幅する

自転車道を整備する

⑷特定ゾーンへの自動車の流入を規制する

⑸車線を削除撤去する

⑹クルマ利用者から料金を徴収する

⑺クルマで走りにくくする


以上が引用した部分です。


これらを実現すれば、クルマを捨てても良さそです。

でも、現実的には難しいと思います。

まだまだ、クルマ依存は続くと思うし、

地域活性化なんて興味ないと思う人が大半だと思うからです。


④まとめ


本書の手法を実現すれば、クルマを捨てても良さそです。

でも、現実的には難しいと思います。

まだまだ、クルマ依存は続くと思うし、

活性化の一手段と考えるのがいいと思います。


⑤この本が気になった方への3冊はこちら。


『超インフラ論』

  地方が甦る「四大交流圏」構想

   藤井聡

   PHP新書


地域再生の戦略』

「交通まちづくり」というアプローチ

  宇都宮浄人著

  ちくま新書


『クルマを捨てて歩く! 』

  杉田聡

   講談社プラスアルファ新書


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。