とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

都会と田舎のハンデ

こんにちは。冨樫純です。

 

本を紹介します。

 

①この本との出会い

 

以前から地域活性化や地域経済に関心があったので、購入しました。

 

②こんな本です

 

里山資本主義 』
 日本経済は「安心の原理」で動く
 藻谷 浩介 他1名
 角川oneテーマ21

 

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課題先進国を救うモデル。


その最先端は“里山”にあった!!危機を超え未来を生む、すり潰されない生き方を提言。

 

③こんな言葉が響きました

 

田舎には、子どもが育つ上で、都会の真ん中では望めないうらやましい環境が用意できる。

 

春、園児たちは毎日のように先生と一緒に近所の田んぼや川のあぜみちに出かける。

 

ふきのとうやつくしを摘んで大喜び。

 

元気な声で、収穫を先生に報告している。

 

その様子を目にすると、多くの親が、こんなところで子どもを育てられたらと思う。

 

しかし、田舎にはハンデがある。


働く場所が少ないというハンデだ。


ほとんどの場合、そのハンデにぶちあたった時点で、田舎は声をあげることをあきらめてしまう。

 

しかし、都会にも大きなハンデがあるのだ。


働きたくても子どもを預ける保育所がないというハンデ。

 

待機児童の問題は、長年解決できない日本の社会問題だ。

 

ようやく今、保育所の拡充が叫ばれ、お金をかけて整備が進められようとしている。

 

しかし今、都会では、就職難や、子どもをもうけて養うことさえ難しいほどの低収入の問題が浮上している。

 

日本の将来を託す子どもを、どこでどのように育てるのか。

 

社会としてどう親を支援していくのか。
時代を見据えた議論と対応が、今こそ求められている。(本文より引用)

 

④この本が気になった方への3冊はこちら


『デフレの正体 』
 経済は「人口の波」で動く
 藻谷 浩介著
 角川新書

 

『世界まちかど地政学 90カ国弾丸旅行記
 藻谷 浩介著
 毎日新聞出版

 

『子どもが増えた!

 明石市 人口増・税収増の自治体経営 』
 湯浅誠 他2名
 光文社新書

 

興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。