こんにちは。冨樫純です。
倫理学に興味があり、それに関連する本を読んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
「自然に従う」だけではいけないのか
「倫理は大事だが、倫理理論などを学ぶ必要はなく、自然に従っていればよい」という考え方につ
いて検討することにしよう。
自然がわれわれの生きる道を示してくれるという考え方は、洋の東西を問わず、古くからあるものだ。
朝日新聞の記事を見ても、今日の日本でもこの考え方が根強く存在することがわかる。
一例を挙げよう。 最近の天声人語では、英国BBCが作った「ライフ」という動物の生態を描いたドキュメンタリー映画を引き合いに出して、次のように書かれていた。
「産卵したミズダコは何も食べずに半年間、ひたすら卵に新鮮な水を送る。泳ぎ出る子を見届けての最期、幸せそうだ。(…....) わが同類には知恵と情熱に欠ける親もいて、虐待事件が後を絶たない。(......) どんな親にも本来、悲しいくらい純な愛が宿る。カエルやタコに教わることではない」(「朝日新聞」 2011年8月29日付)。
感想
たしかに、自然に身につくこともあると思いました。
下記の本を參考にしました
『功利主義入門』
児玉聡