とがブログ

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なぜ日本人は夏の高校野球に魅了されてしまうのか

こんにちは。冨樫純です。

甲子園を観戦していて、なぜ夏の高校野球に魅了されてしまうのかと疑問に思いました。


そこで、調べてみました。


ちなみに、ぼくは、野球の試合に興味があまりありません。プロ野球の試合でもです。


理由は6つあります。


①ひたむきすぎる「全力プレー」


負けたら甲子園を去らなければならない高校野球は、プロ野球とは一味違うスリル感たっぷりです。球児たちは一瞬一瞬のプレーに全てを賭け、時には想像できないよう大逆転劇もあります。

たとえ知らない高校であっても、全力で頑張る球児たちの姿に見る人は心を奪われてしまうのではないでしょうか。

大人になると「一所懸命」になる場面が少なくなりがちですが、球児のひたむきなプレイが我々大人の心を動かし、勇気を与えてくれるのです。


②筋書きのないドラマ


誰もが試合は終わったと思った9回に大逆転が起こったり、前評判のよかった高校が敗退してしまったりと高校野球には予想外の展開も多いものです。逆転満塁サヨナラホームランや、2ランサヨナラスクイズなど筋書きのないドラマに心を揺さぶられてしまった人も多いはずです。


③ノーマークの高校の活躍、スターの出現


毎年大会前に「高校ビッグ3」「スカウト大注目」「ドラフト1位候補」などと注目選手が話題となりますが、いざ始まってみるとマスコミがノーマークだった選手や高校が活躍することも多い夏の高校野球です。

強豪校相手に劇的な勝ち上がりを続け、見事決勝に上り詰めた姿は漫画やドラマにも描けないような感動があります。

マスコミから注目される高校よりも、甲子園という舞台で着実に強くなっていく選手や高校を応援したくなる高校野球ファンが多いのも事実です。


④敗者の美しさ


負けたら次の試合には出られない高校野球。敗者の流す悔し涙は時に見る人の心を揺さぶります。試合終了後、選手同士が握手やハグをしてお互いに健闘をたたえ合う姿は、スキンシップの機会が少ない日本においてはとりわけ特別なシーンなのではないでしょうか。


⑤青春時代と故郷を思い出す


社会人となって忙しい日々を送っていると、自分の高校時代を思い出す機会は少ないものです。

ひたむきにプレーをするキラキラした球児を見ると、つい自分自身の高校時代と重ね合わせ、自分にもあんな頃があったなと青春を思い出したり、大人になるにつれて忘れてかけていた感情が蘇ってくる人も少なくないのではないでしょうか。

また、就職や結婚で故郷を離れて暮らしている人にとっては、地元代表校の試合を見ると、たとえその高校を知らなくとも郷土愛が刺激されることも多いでしょう。


⑥「熱闘甲子園」の存在


大会期間中の夜、テレビ朝日系列局で放送される「熱闘甲子園」。

番組では試合結果だけでなく、球児の素顔や背景を掘り下げて紹介。

甲子園という舞台の裏側にあるドラマがきめ細かく描かれ、高校野球ファンに昼間の試合と同じくらい愛され続けています。

スポーツニュースでは知り得ないような球児や高校、また球児を支える人々の魅力が伝えられ、そのストーリーを知っていると試合も一層楽しく見れます。

春のセンバツよりも夏の高校野球が盛り上がるのはこの熱闘甲子園の存在も大きいのではないでしょうか。


下記のサイトを参考にしました。

https://tabizine.jp/2018/08/27/203316/