こんばんは。冨樫純です。
前に本を紹介するブログを書きましたが、その本には、他にもおもしろいと思う箇所があったので、紹介します。
ちなみに、その本とは、『下流社会』
男性の分類に関するものです。
4つに分けられます。
(1)ヤングエグゼクティブ系
高所得志向で出世志向も強い従来型のビジネスマン。
当然比較的高学歴であり、性格的にもポジティブで趣味はスポーツなど外向的。
結婚、家族形成も当然すべきことと考え、まったく迷いがない。
一流企業志向であり、典型的には商社、金融、IT系に多い。時節柄、外資系志向、起業家志向、独立志向を持つ者も少なくない。
消費面では、住宅、インテリア、財テク、旅行志向が強く、外車好きである。
もちろんネットトレードはしている。
(2) ロハス系
ロハスとは、 「Lifestyle ofHealthandSustainability」(世康で持続可能な生活様式)を意味する。いわゆるスローライフ志向である。
比較的高学歴、高所得だが、出世志向が弱い。マイペースで自分の好きな仕事をしていきたいと考えるタイプだが、嫌な事でもそつなくこなす業務処理能力もあるので、フリーターになるタイプとは異なる。
ヤングエグゼクティブ系の男に対しては、教養がなくて暑苦しい奴だと内心軽蔑している。
(3)SPAI系
雑誌『SPA!』の主要読者層と思われる「中」から「下」にかけてのホワイトカラー系
「特に勤勉ではなく、仕事好きでもないし、才能もないが、フリーターになるようなタイプ
ではなく、仕事をするしかないので仕事をしているというタイプ。
ブランド志向は強くないが、オメガなどは普通にディスカウント店で購入。でもスーツは
スーツカンパニニーでもいいし、ユニクロはよ
く買う。
あまり高級な趣味はないが、サブカル好き。
オタクと言われない程度にオタク趣味を持つ。
ガンダムが 一般常識という典型的団塊ジュニアであり、異常でない程度にロリコン趣味や格闘技系趣味を持つ。
パチンコなどギャンブルも好き。高校時代にカラオケボ ックスに入り浸った者が多い。
(4)フリーター系
フリーターは400万人を超えるといわれる。
もちろんその半数は男性
自分らしく生きたい、好きなことを仕事にしたい、本当にやりたいことをやりたいなどと言って、正社員になることを拒んでいるうちに30歳になり、それでも自分らしさも好きな仕事も本当にやりたいこともみつからず、急に焦っている。
将来に不安を感じた者の中には、遅ればせながら定職に就く者もいる。
収入が少ないので、衣食住すべてにお金をかけられないが、自分の好きな趣味にはお金を集中投下する。
下記の本から引用しました。
『下流社会』
新たな階層集団の出現
三浦展著