こんにちは。冨樫純です。
哲学に興味があり、それに関連する本を読んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
妥協の人生
我々は妥協を重ねながら生きている。
何かやりたいことをあきらめたり、何かやるべきことから眼を背けているだけではない。
どういうことなのか。
なぜこうなってしまうのか。
何か違う、いや、そうじゃないんだ……。
そのように感じられる何ごとかについて、「まぁ、いいか」と自分に言い聞かせながら、あるいはむしろ、自分にそう言い聞かせるよう心がけながら生きている。
そうした妥協に抗いながら書かれた。自分が感じてきた、曖昧な、ボンヤリとした何かに姿形を与えるには、それが必要だった。
もちろん、妥協に抗うことは楽ではない。
けれども、大きな慰めもあった。
自分が相手にしている何かは、実は多くの人に共有されている問題であること、それどころか、人類にとってのこの一万年来の問題であることが分かってきたからである。
感想
たしかに、我々は妥協を重ねながら生きていると思いました。
下記の本を參考にしました
『暇と退屈の倫理学 』
國分 功一郎