こんにちは。冨樫純です。
独学で、政治学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
内閣提出法案と議員提出法案
過去に日本の国会はどの程度まで力を発揮してきたのであろうか。
自民党が単独で安定した政権を維持していた時代
(自民党一党優位時代) にさかのぼってみてみよう。
国会の仕事にはいくつかの種類があり、 先に見た予算の決定もその1つであるが、量的にもっとも多いのは法律をつくる活動(立法活動)である。
国会で審議される法案には、政府が提出する内閣提出法案と議員が提出する議員提出法案とがある。
内閣提出法案は、経済産業省や厚生労働省などの行政機関が法案をつくって、それを内閣が提出するものであり、議員提出法案は数十人の国会議員が集まって法案をつくって、国会に発議するものである。
どちらの数が多いかといえば、年によって違いはあるが、およそ3分の2が内閣提出法案、3分の1が議員提出法案である。
それでは、内閣提出法案は自民党一党優位の時代にどの程度まで成立してきたのか。
国会での圧倒的な議席数を背景に、すべての法
案を自民党は成立させてきたのだろうか。
感想
ぼくの勝手なイメージですが、もっと内閣提出法案の方の割合が大きいと思っていたので、意外でした。
下記の本を参考にしました
『はじめて出会う政治学』
構造改革の向こうに
北山 俊哉 他2名
有斐閣アルマ