こんにちは。冨樫純です。
独学で、政治学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
安くなり、たおもしろくなったわけ
一言でいえば、電話事業が国の手から離れ、民間に任されるようになったことに、その原因がある。
国内電話は、長い間、日本電信電話公社(電電公社) の独占事業であった。
そのため、われわれが電話を使うときには、何から何まで電電公社のお世話になっていた。
電話をかけるといえば、電電公社からレンタルされた電話機のダイヤルを回して、電電公社の回線を利用することであった。
クリーム色の電話機が出てきたり、プッシュホンが登場したりして、 少しずつ種類も増えた。
しかし、それでも電電公社だけが電話機やサービスを提供するという状況には変わりなかったのである。
電電公社の独占状況が大きく変わったのは、1980年代中ごろ以降のことである。
1985年に電電公社の独占を定めていた公衆電気
通信法が廃止されて、新たに電気通信事業法などの法律が施行された。
これによって、さまざまな企業が電気通信の分野に入ることができるようになった。
自前の回線をもっている事業者の数は、1995年には国内電話で111社にまでなった。
感想
民間委託すると、コストが下がり、サービスが向上すると言われますが、そのいい例だと思いました。
下記の本を参考にしました
『はじめて出会う政治学』
構造改革の向こうに
北山 俊哉 他2名
有斐閣アルマ