こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
古典に興味がありますが、いきなり難しいのは挫折するので、読みやすいものを選びました。
②こんな本です
『読書について 』
アルトゥール ショーペンハウアー 他2名
読書好きのみなさんにとって、本書の内容は耳の痛い話ではありませんか?
なにを、どう読むか。
あるいは読まずにすませるか。
読書の達人であり一流の文章家だったショーペンハウアーが贈る知的読書法。
③ こんな言葉が印象に残りました
本を買うとき、それを読む時間も一緒に買えたら、すばらしいことだろう。
だがたいてい本を買うと、その内容までわがものとしたような錯覚におちいる。
読んだものをすべて覚えておきたがるのは、食べたものをみな身体にとどめておきたがるようなものだ。
私たちは食物で身体をやしない、読んだ書物で精神をつちかう。
それによって現在の私たちができあがっている。
だが、身体が自分と同質のものしか吸収しないように、私たちはみな、自分が興味あるもの、つまり自分の思想体系や的に合うものしか自分の中にとどめておけない。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『幸福について 』
『人生の短さについて 』他2篇
セネカ 他1名
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。