こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
以前から、大まかに宗教を学びたいと思っていたので、購入しました。
②こんな本です
『教養としての宗教入門 』
基礎から学べる信仰と文化
中村 圭志著
宗教とは何か―。
信仰、戒律、儀礼に基づく生き方は、私たち日本人にはなじみが薄い。
しかし、食事の前後に手を合わせ、知人と会えばお辞儀する仕草は、外国人の目には宗教的なふるまいに見える。
宗教的儀式と文化的慣習の違いは、線引き次第なのである。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、道教、神道まで。
世界の八つの宗教をテーマで切り分ける、新しい宗教ガイド。
③ こんな言葉が印象に残りました
①神ヤハウェのみをあなた自身の神とせよ、
②偶像をつくるな、
③ ヤハウェの名前をみだりに唱えるな、
④安息日(七日に一度の休みの日)を守れ、
⑤父母を敬え、
⑥殺すな、
⑦姦淫するな、
⑧盗むな、
⑨偽証するな、
⑩搾取するな(正確に言うと、隣人の家やものを欲してはならない)、である。
休日を守れというあたりに、3K労働に苦しめられた民族の記憶が焼き付いていると言えるかもしれない。
出エジプト記の物語が印象的なのは、「ひどいところを脱出して、新天地をめざす」「新しいルールのもとで新しい共同体をつくる」というモチーフが、いつの世にも通ずる普遍性をもっているからかもしれない。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『聖書、コーラン、仏典 』
原典から宗教の本質をさぐる
中村 圭志著
『宗教図像学入門』
十字架、神殿から仏像、怪獣まで
中村 圭志著
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。