とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

寝たきり老人がいない国

こんにちは。冨樫純です。

 


本を紹介します。

 


①この本を選んだ理由

 


社会学の教科書を探していて、安かったので購入しました。

 


②こんな本です

 


『新体感する社会学

 Oh! My Sociology

 金菱 清著

 新曜社

 

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「めっちゃ面白い、一気に読んだ」と大好評のぶっとびテキストの新版ができあがりました!

 


「世の中がひっくり返るような非日常に焦点を当てることで、わたしたちの世界の本性を知りたくはありませんか?」とスタートした旧版の一年後に、まさかの東日本大震災原発事故が!!…

 


阪神淡路大震災と今回の震災両方に遭遇した著者が世界の深淵を思いっきり覗き込んで「主体」「死」「震撼」の章を書き下ろしました。

 


イラストも盛りだくさんにデザイン一新、半期15回の大学の講義計画にマッチした構成で快走する新テキストにご期待ください。

 


③ こんな言葉が印象に残りました

 


「お年寄りを〈寝かせきり〉にしておいて、その被害者に〈寝たきり老人〉などという失礼なレッテルを貼りつける。

 


そして、そのことばをくり返しくり返し書いたり

聞いたりする。

 


そうすると、〈寝たきり老人〉は永久に〈寝たきり〉であり、そうなったのは〈やむをえなかったこと〉のように錯覚してしまいます」と大熊さんは言います。

 


言葉は不思議なもので、この魔力こそがレッテル

貼り(ラベリング)ですね。

 


その国では脳卒中で倒れて入院すると同時に、リハビリと退院の計画が立てられるのに比べて、日本では「寝たきり」のまま“廃用症候群”に陥っていくのです。

 


(本文より引用)

 


④この本が気になった方への1冊はこちら

 


『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』

 出口 剛司著

 KADOKAWA


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。

 

flier(フライヤー)