こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
社会学者マックス ウェーバーに興味があり、薄い本なので、読みやすいかなと思い購入しました。
②こんな本です
『職業としての学問 』
マックス ウェーバー 他2名
第1次大戦後の混迷のドイツ。
青年たちは事実のかわりに世界観を、認識のかわりに体験を、教師のかわりに指導者を欲した。
学問と政策の峻別を説くこの名高い講演で、ウェーバーはこうした風潮を鍛えらるべき弱さだと批判し、「日々の仕事(ザッヘ)に帰れ」と彼らを叱咤する。
それは聴衆に「脅かすような」印象を与えたという。
③こんな言葉が印象に残りました
なによりもまず学問がいまやかつてみられなかったほどの専門化の過程に差しかかっており、かつこの傾向は今後もずっと 続くであろうという事実である。
こんにち、なにか実際に学問上の仕事を完成したという誇りは、ひとり自己の専門に閉じこもることによってのみ得られるのである。
これはたんに外的条件としてそうであるばかりではない。
心構えのうえからいってもそうなのである。
われわれも時折やることだが、およそ隣接領域の縄張りを侵すような仕事には、一種 のあきらめが必要である。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『職業としての政治』
マックス・ヴェーバー 他1名
マックス ヴェーバー 他1名
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。